「SNS時代の写真 ルールとマナー」を読んでの感想
「SNS時代の写真 ルールとマナー」
日本写真家協会 編
タイトルに惹かれて。
★要約★
今や全ての人がカメラ(スマホ)を持ち歩き、公開(SNSに投稿)できる「1億総写真家」時代。古くから写真家として生きてきたプロ達が一般写真家に求めるルールとマナーについて。
★感想★
TwitterやFacebookが一般的になっていくにつれ、個人の写真を投稿することにハードルが低くなってきたのは私も感じていたところ。
Facebookに初めて無許可で自身の写真を投稿されたときは正直イヤでしたね。「勝手にタグづけしてんじゃね〜よ!」みたいな。
この本でも著者が「昔は許可をとって写真を撮るのが当たり前。今でも私たち(プロ)は許可をとっている。しかし、シロウトがカメラを持ち歩き,無許可で撮り、公開までしてしまうことが普通になってきた。」ような意の記述がありました。
本来であれば、「撮ること」も「公開」も許可が必要だと思います。(もちろん、しっかり許可を取っている人もいますが)
しかし、この先、写真を撮ることのモラルのようなものを守っていくのは正直難しいと思いました。みんなが持つとね。ただでさえ、情報モラルとか難しい時代にね。
まぁ、写真をスマホで撮るときには肖像権その他もろもろに気をつけるとともに、自分もある程度許容していかなきゃなのかな〜と思いました。
あと、内容とは別に、まったく本旨とは関係ない政府批判がちょいちょい挟まれてるのに笑ってしまいました。
写真家ってジャーナリストと一緒で反権力的な方が多いのですかね。