Amazon CAPTCHA
読んでの感想。
まず著者は、昔、
児童相談所で心理職をやっていた経験あり。
児童相談所っていうと、ご存じの通り虐待された子どもを救う場所。親に指導したり、親から引き離したり。
そこでの様子を赤裸々に。
私が思った問題点。
1.
児童福祉司(被虐待児と実際に関わる人)は特別な資格がいらない。というか誰も希望しないので公務員試験に受かった人が配属でなる。しかも数年で異動。意欲がどんなもんになるか。
2.保護施設が足りない。足りないが故に、超深刻な事案しか保護されない(一時保護・あるいは親への注意)。ゆえに
児童福祉司も可能な限り保護しない方向にいく。
3.
児童相談所はバッシングされない。秘密主義。子どものプライバシー保護を建前に、不祥事を報告しない。
うーん。結構読んでてつらくなる本だったが、非常に大事なこと。
そして人ごとじゃないんだよな全く。