キメラゴンさんの「月収6桁の中学生が一年間でやってきたこと」を読んだ感想
冬休みに読んだ本感想シリーズ。
今日はグレ教員がキメラゴンさんのnoteを購入して読んだ感想をつらつら書いていきますね。
著者について
中学生ブロガーのキメラゴンさん。
本人ツイッター https://twitter.com/kimeragon01
中学生にして「月収7桁」の収益化に成功しているブロガーさんだそうです。
今は中学校にはほとんど行っていないようですね。
noteの概要
キメラゴンさんが、中学生ながらにしてブログの収益化で月収6桁(10万円)を達成するまでにやってきたことや、その心得などをブログ形式でまとめています。
「ネットブログの収益で稼ぐには」を簡単にまとめた感じになります。
ちなみにnoteの価格は1980円でした。最近まで980円だったようですが値上げしたようです。
noteを読んだ感想
買おうと思ったきっかけ
キメラゴンさんのことについてはTwitter見てたらTLに流れてきたツイートで知ることができました。
私は現状「ブログの収益化」等にそこまで興味はないのですが、noteの内容というより著者に少し興味があった形になります。そこで、トップツイートで宣伝されていたnoteを購入してみることにしました。
「なるほど。頑張れ!」
読み終わった率直な感想ですね。
いや、皮肉とか揶揄しているわけではなくて、中学生がこんなふうに自分の考えで稼いでいくことが当たり前の時代になったんだな〜。「いや、すげーな。」ってしか言えない。笑
なにしろ、私からしたら普段子どもたちの前に偉そうに立っている身分ですからね。中学生があっさりとそんな大金を稼ぐことが、少し信じがたいところもあるのでしょうね。でも今後、「先生より稼いでいる」子がクラスに何人も居るような、そんな時代になっていくんでしょうか。子ども達のジャマはしないように意識して関わっていきたいですね。
知っておいて損はない内容
いわゆる「ネットでの売れ方」をまとめたnoteにはなっていますが、全然そういったことに興味のない人でも、「ブロガーやYOUTUBERなどの収益の構造」を知っておけることについては有用な内容になっているかと思います。
勿論これからネットで発信をして稼いでいこうと考えている人にとっては参考になる内容なのではないでしょうか。
実際キメラゴンさんが書いている内容の妥当性は、実践してみないとわからないですが、読んだ内容としては納得できるものだったかと思います。
教員は読む価値あるかも。
クライアントを知る、って意味で。つまり今の小学生、中学生がどのような人をリスペクトするのか、ってことで。
いまだに職員室や酷いときには教室でブロガーとかYoutuberとかを「楽して稼いでいるしょうもない職業」という感覚で語っている先生方いますからね。
そういう人たちはどれだけ彼らが努力しているか知ったほうがいいですね。そしてどれだけの人たちに必要とされているかもね。まぁそもそも楽して稼ぐことの何が悪いのか。っていうのもあるけど。
まぁいずれにしても、自分が担任している子どもたちにもきっとネット収益化する子も出てくると思いますし。中学生ができる発信がどのくらいなものなのか、先生が知らないんじゃ困りますからね。
ましてや、この著者のような学校に行かずにネットで稼いでる学生のことを馬鹿にするような発言をしようものなら、生徒には信用されなくなるでしょう。
価格を考えると正直物足りない
ここで、価格にも一応言及。
厳しい評価にはなるが、この内容だけで1980円は高い。と思ってしまいました。
少なくとも、①「ネットでの発信による収益化に興味がある」②「キメラゴンさんに興味がある」のどちらかの理由ががなければ無理に買わなくてもいいかな、と思います。
同価格帯の一般的な書籍と比べると、文量は圧倒的に少ないです。
逆に言うと文量少なくて読みやすいのは間違いないです。15分くらいあれば読めるかと思う文量ですね。
間違えてほしくないのは書いている文字量に対して内容は決して薄くないです。むしろ、noteという媒体であることを意識して、文字数をできるだけ減らしている気がします。
まぁ私自身がブログ収益化について、あまり興味のないこともあるのかもしれないが、この内容であれば1980円は少し物足りないの感じたのは正直なところです。また、この手の内容はyoutubeやその他のブログ記事でも探せば見つかる内容かな、とも感じました。
お金の稼ぎ方、というキメラゴンさんの手の内を曝け出す内容なので、高額なのは当然ということはわかっています。本とは比べられないこともね。
完全に想像ですが、購入している人の多くは②キメラゴンさんという人物に興味を持って買っている気もしてきましたね。
あ、というかアレか。noteを売りたいなら、「どれだけ著者に興味を持たせるか」という売り方をしなきゃいけないってことなのかな。ここまで書いていて思いました。なるほど、確かに収益化そこまで興味ない私にも2000円出させたってことで、キメラゴンさんのマーケティングはとてもうまいですね。
小中学生が価値を生み出せる社会への希望
このnoteはキメラゴンさんのように、若くして自分の力で道を切り拓いて行く小中学生にとっては希望であり、有用な道標になるのではないかな、という気がします。
最近売れてるどの本読んでも書いてあることですが、今後「みんなと同じ」ことに価値はなくなりますからね。「自分なりの生き方」を見つけ、実践をし続けた著者には尊敬します。素直に。
著者は勉強家だと思う
著者は中学生ですが、学校には行かずに仕事をしていることが多いらしいです。
ブログも少し拝見したのですが、まぁ適当に書ける内容ではなく、見栄えや内容で、「どうやったら見てもらえるか」を研究していると思います。したがって、「中学生なら勉強しろよ」みたいな叩きは不適かな、と思ってます。なにかのインタビューでは「大学に行って勉強したい」ということも言っているみたいですね。とっても向上心があって今後が楽しみな人物です。
学校は行ってほしいけどね。
もちろん学校の教育課程をすべてやりなさい、って意味では全く無いですよ。
学校よりも仕事の方を優先したい、という選択、全然ありだと思います。その方がキメラゴンさんにしかできないことをいっぱい社会に落とせる気がしますからね。
ただ、「中学校でしか」得られない経験も(キメラゴンさんにとってはとても少ないかもしれませんが)少なからずあると思うので。そういった経験もキメラゴンさんなら活かせると思うんですよね。なので、時間があれば学校の勉強や行事など、少し時間があったら出てほしいかな、と思っています。
まとめ
・長くないのですぐ読めるよ!
・ブログで収益化とか興味ある人は読む価値あるよ。(多分)