主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件を読んだ感想
本の概要
本の感想
結婚してる人、予定がある人、男女問わず全員読んでほしい・・・
河内さんのブログに影響を受けた部分
まとめ
【認定試験】全員合格叩きは不当だと思う。
教免の試験が『全員合格』!?
小学校教員資格認定試験は、教職課程を履修していなくても、教諭資格を得られる制度。二次試験は12、13日の2日間予定されていたが、「気象状況、鉄道等の交通機関の運行予定等を踏まえ、一部の会場で受験者及び運営職員の安全が確保できないことから、全会場で2日間とも中止と決定しました」と発表された。そのため、受験予定者は特例として全員合格にするとした。
今回の決定にツイッターでは「延期じゃないの?」「普通延期でしょう・・・」と疑問視する声が相次ぎ、教員の質の低下を招くとの指摘も出た。
今年度の出願者は917人。マークシートによる一次試験を経て、二次試験では、筆記、実技、口述試験が予定されていた。三次試験(指導の実践に関する事項に係る試験)は11月中旬に行われ、合格すれば小学校教諭の二種免許状が授与される。
過去5年間の合格率は11〜14%で推移。試験実施事務は2018年度から文部科学省に代わり教職員支援機構が行っている。
不慮の「災害」であること
「延期」という選択は?
『全員合格にしたら、教育の質ガー!!』
①教員採用試験ではないから
②3次試験があるから。
結論は?
【小学校】運動会のダンスって要らなくない?って思った話。
先日、今の職場で初めての運動会が終わりました。
ダンスがいらないと思った理由。
①練習が大変でイライラする。
②子どもの自主性が入り込む余地が少ない。
③現状子どものためよりも親のため、になっている
ダンスが感動的なのはわかる
といっても変わらないんだろうが。
学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革 ―
- 作者: 工藤勇一
- 出版社/メーカー: 時事通信社
- 発売日: 2018/12/01
- メディア: 単行本
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【本】『凡人道~役満狙いしないほうが人生うまくいく』を読んだ感想
本の概要
著者であるひろゆき氏が、これからの日本を生きる「特別な才能のない人」に対し、生き方の心得をまとめた本。
日本全体は、今後の未来として低賃金化や治安悪化など環境が悪くなる未来は避けられないとしながらも、大きな希望がなくても楽しく生きていけると主張している。
章ごとにマンガも入っているのと、簡易な話し言葉で書かれているのでとっても読みやすい。
私はちょい早めに読んで90分くらいで読めました。
著者について
ひろゆき氏は2ちゃんねるの開設者で有名ですよね。今は何の仕事をしているかわかりませんが、ネット番組やテレビにちょくちょく出演されているのをお見掛けします。
私自身は、YOUTUBEでときどき生配信をされているので、アーカイブを拝見しています。動画は編集ほぼなしだし、音質も画質も低い感じです。が、ひろゆき氏ほどの儲かっている人があえて質素な感じで放送をやってるからこそ、その話の内容については納得感が多いコンテンツ化と思います。
本の感想
率直な感想では、ひろゆき氏らしい本。
というか、彼が普段生配信で言っていることの中で「才能ない人の生き方」の部分だけをまとめたような本になっています。
なので、彼の配信をチェックしている方にとっては、「なんだ、いつも言ってることじゃん」と思うかな、と。ただ、あんまり放送見たことのない人にとっては、この本は彼の主張をわかりやすく知れる本になっている、と思います。彼の配信ってダラダラコメントに対し雑談しているような感じなので、1から今までの放送をチェックするのは無理なのでね。
基本的に彼の主張の根底にあるのは「社会や他人については諦め」たうえで、「自身の幸福が最大になるようにする」ことを意識して生きることが大事。ということだと理解しています。社会や他人がよくないのはしょうがない(=期待しない)ということを思ってしまえば、楽しく人生を送れるってことなんだと思います。
心に残った部分を自分に置き換えて考える。
「好きなことで生きていく」に囚われない。
ひろゆき氏は日ごろから「仕事というのは、基本的にみんながやりたくないこと。だからお金がもらえる」ことを口にしています。なので「好きなことを仕事にする」ことはみんなができることじゃないと指摘しています。なので「そこまで苦じゃない仕事を天職と呼ぶ」結論を出しています。
このことを自分に置き換えると、去年までは特別支援学校で働いてたのですが、その時の仕事は「そこまで苦じゃない」仕事でしたね~。ただ、やりがいがめちゃくちゃあったか、と言われれば微妙でした。
現在は小学校の特別支援学級で勤務していますが、今は昨年と逆で、「仕事は苦が多いけど、やりがいはある。」って感じなので。って考えると、私の天職は特別支援学校のき教員なのかも。と。
「四大卒」の下駄が必要な人は多い
これもひろゆき氏が配信でよく言っている内容ですね。「特に才能がないなら4大卒」に行くべき」というやつです。最近では、特にインフルエンサーや有名人などが、「大学に行くだけでなんとかなる時代はなくなる」という主張をしている中で、ひろゆき氏は一貫して「Fランだろうが大卒の資格はとるべき」と主張しています。それだけで就職や収入の可能性があがる、「凡人道」というものなのでしょう。
確かに理想論としては、学歴かかわらず、能力に応じて評価がされる社会であるとよいのかもしれませんですが、現状いまの日本ではそれは望めないですよね。「能力がなければ大卒をとれ」っていうのは理にかなった選択なのでしょうか。質の高い学問が重要だと私は感じているので、資格取得みたいなノリで大学に進学するのがあまり好きにはなれないのですが、個人の選択としてはそうなるよな、って感じはします。
本の読んだ感想まとめ
いつもひろゆき氏の著書や配信を観てしまうのは、彼の主張を聞いていると「何も特別な存在である必要ないんだ」って思わせてくれるからです。
私と同じ教員という立場に限定しても、インターネットを見ていると教育著書をたくさん出版されている方々や、教員の待遇改善に尽力している人たち、学会で実践報告をされている方々など、私よりもはるかに「特別」な人たちが様々いらっしゃいます。それを見るたびに「私も何者かにならなければ、教員になった意味がない」というような焦りを感じることが多々あります。
ただ、本書を読んで、「毎日楽しけりゃいいや」「楽しく教員やれているうちはそれを続けよう」と気持ちになります(今はそれも少し怪しくなっていますが)。もちろん、人の人生にかかわる仕事なので適当にしていいわけではないので、向き合っている子供たちに対しては私の与えられる最大限の環境は提供し続けますけどね。
ひろゆき氏自体は本当にテキトーな感じで本や配信をしてますけど、きっと彼に助けられている人、いっぱいいるんでしょうね。
今後の将来に不安を感じている人、焦っている人、一回はひろゆき氏ののコンテンツにあたってもいいのではないでしょうか。
【学校】同僚が俺の時間を奪ってくる。
他人の時間を大切にしない人っていますよね。程度のちがいはあるでしょうが、多分どの社会にもいると思います。
が、特別支援学校から小学校に転任してきて、その他人の時間を大切にしない人、の割合が一気に増えたような気がします。
というか、こういう人たち、まじでなんなの?
よくわからないのですが、ただひとつ言えることは、他人に自分の時間を奪われる、ことのストレスは半端ないということです。
時間外労働は絶対ある。
いやね、しょうがないですよ?
学校という職場は、全職員が定時で帰ることは基本的に不可能です。業務のトータル量的にね。
だから多かれ少なかれ、学校職員はみんな残業したり朝早く出勤したりして時間を捻出していると思います。
ただね、それでもちゃんと学校には「勤務時間」ってのがあるんですよ。というか本来は超勤4項目以外は残業を命じられないし。
今日中に、明日までに、を放課後に言ってくる。
「30分くらいで終わる作業だから今日(明日)までによろしく」みたいなことを言ってくる学年主任
いやいや、今、定時10分前ですけど?退勤後もメシつくったりとか子供の迎えとかいろいろやることあるんですけど?
退勤時間までに絶対終わらない会議を設定する分掌主任
まぁ小学校ってホント忙しくて、会議すらなかなか捻出できない。それはわかるし、たくさん分掌やトラブル対応を抱えている先生に対し同情もする。だけどさ、それでもなんとか時間内に終わらす努力しようよ。会議の内容も整理して、だらだら喋り場にならないように主任がテキパキ進行しようよ。
この前も校内での研修の方向性を決める会議に90分以上かかりました(定時を60分程度オーバー)。主任~、仕事しろ~。
みんなで一緒にやる作業を約束してたのに、急に開始を1時間遅らせる分掌主任。
「ごめん、少しやることあるから1時間後に呼ぶわ(そのとき勤務時間30分前)」いや、勤務時間30分も過ぎた時間に設定すんなや。
他にもいっぱいあるが、今の勤務校には「大切な時間を、奪ってすみません」感がない。なんか当たり前のように勤務時間外に仕事が設定されている。
前の学校と比べるのもあまり意味はないが、今の学校は結構異常な感じだと思ってはいる。前の学校では、少なくとも全職員が参加するような会議や業務は勤務時間内に設定されていたし、勤務時間外でしかできない仕事があったとしても、「時間過ぎているので、用事がある方は抜けてください」など一定の配慮があることがあった。
しかし、今の職場は本当に、誰一人「勤務時間外ですみません」的なことを言う人がいないし、終わるまで「全員でやる」のが当たり前になっている。もしかしたらそれが学校という職場のデフォかもしれないですが。でも、嫌なもんは嫌だ。
なぜ人の時間を奪うのに躊躇がないのか?
もちろん最終的には平気で時間を奪ってくるその人自身に聞かないとわからないんですけど。おそらく、様々な環境、経験から、みなさんそれぞれ「他人の時間を大切にできない」人間性になってしまったのだとお察しします。
これについては、またの機会に追加で書くとしましょう。
私自身は、そうなるまい、と。こうやって愚痴をネットに書くことで、何とか染まらないようにしている、そんな感じです。
さ〜、明日からも頑張りましょう。
【子育て】【教員】子育て休暇は”取る側”もキツイ。ってことに気づいたっていう話。
記事の概要
「子供の体調不良で仕事を休む」ことについて、気づいた視点をつらつらと書いた内容。
オチや結論は特にないです。
教員でも、子育てしてたら休まざるを得ない
子育てをしながら働いていると、絶対に避けられないのが「子どもの急な体調不良による早退・欠勤」です。(近くに助けてくれる親戚等がいる人は違うかもですが。)
妻と共働きになって、子供を保育園に預けるようになってから実感したが、幼児というものは本当に体調をすぐ壊す。
これまで勤務した学校でも「子どもの急な体調不良による早退・欠勤」をしていた先生はちょくちょくいらっしゃいました。
”急な”休みなので、当然残った職員がなんとかカントカその穴を埋めることになります。
”休まれる側”もですが、”休む側”もしんどい説
私にまだ子供がいない頃、特別支援学校で勤務していたことがあります。ある年度に、保育園に2人のお子さんを通わせながら、私よりも何歳か年上のママ教員と一緒に担任をしていたことがありました(特別支援学校では2担任・3担任が一般的)。
その方もやはり、お子さんの急な体調不良で、欠勤や早退も多くある先生でした。その先生が欠勤した際は、2人分の担任業を概ね私1人でやることになり、それによって私自身の勤務時間が長くなった面もあると思います。
ただ、そのことについて私は不満・負担に思ったことが、本当に一度もなかったんですよね。その先生自体、とっても一生懸命でいい人だったので、単純に協力的な気持ちだったということもあるかもしれませんが、私がその先生の分まで仕事をすることで「安心してお子さんを見てられる」、「子育てをしやすい環境づくり」に参加しているような気がして、ある種の充実感すら得ていたような気がします。
ある時、そのママ先生が早退した日にこんなメッセージのやりとりををしたことがありました。
ママ先生「私先生、〇〇の書類の締め切り、今日まででしたよね。家でやるので、ファイル送ってください」
私「〇〇、それちょうどママ先生の文までやっときました!お子さんにゆっくり看病してください!!」※送信:20時頃
しかし、最近になり私も”急に”休む側の人間になると、視点が変わってきました。
要は「自分がやるはずだった仕事を他の人にさせてしまっている罪悪感」をとても感じることに気づいたのですね。
やれるのに、やりたいのにできない、っていうのはこんなにも辛いんですね。
前述した、ママ先生とのメッセージでも、きっと「私のせいで遅くまで仕事をさせてしまった・・・」と思わせた、と。
教えてくれたらやったのに・・・と思うことも。
回想は終わって、現勤務校での話。大変ありがたい話なのですが、私が時々、子供の体調不良で休んだ次の日に学校に行くと、机上には「〇〇の事務処理、やっておきました」みたいなメモが置かれていることが多くあります。
本当にありがたい、助かる話なのですが、「その仕事なら家で看病しながらできたな・・・」と思ったりもしてしまう。やっぱり人に自分の仕事やってもらう、ということに慣れてなくて本当に落ち着かないんです。
今年度の学年は、LINEすら交換しない状況(グループの中にLINEをしない先生がいたので)で、学校の場以外連絡をとらないので、職場に戻って初めて、「自分が休んでいる間にやってもらった仕事」を知るので引け目が半端ないです。
(前の職場では学年がSLACKでつながっていました。SLACKだとファイルの共有とか送信とかめっちゃ楽ですよね)
いやいや、やってもらって何言ってんだよ、って感じですよね。代わりに仕事をやってくれた先生も、私に気遣って、退勤した私には伝えず、業務を肩代わりする選択をしたのだとわかっています。
自分が今後すること
子育てしている以上、年間1度も”急な休み”をしないことは無理なので、少しでもできることを考える。
① 割り切って残っている先生におまかせし、他の場面で恩返しする。
② 出勤できなくても自宅で少しでも業務ができるように、仕事の内容を自分から問い合わせる。
子育てしていない頃は、「いやいや、休暇とった職員に仕事の連絡とかしちゃだめだろ」「迷惑とかじゃないしお互い様。やれる人がカバーすべき」とか思ってたんですが、いざ自分が休む側になると、「迷惑かけちゃう・・・」「できることを少しでもしたい・・・」って思うんです。
超理想論を言うと、一人急に休んだくらい全然関係なく回る組織ならいいんですけどね。学校ってそういう組織じゃないことは知っているので。
最近の学校系ストレスの一。って話でした。
給特法の改悪について盛り上がっているので現時点での考察
給特法「改悪」!?
Twitterでの教員垢界隈で、盛り上がっている給特法改正の話題。
なんかもし改正されたら50年振りだとかなんとか。
だけど、ものっっっすごい「改悪」なんじゃないか、って話。
どうすんのこれ、まじで。
— 藤野 悠介@先生なのに会社経営してます (@thankstoryu) 2019年8月28日
先生方に切迫感まだないかもしれないけど、
導入されたら顧問拒否できなくなる可能性も。
子育て世代の先生方も大打撃。 pic.twitter.com/qKBQmzDDFu
そもそも給特法って?
文科省のページ(時間外勤務に関する法令上の根拠)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/031/siryo/07022716/003.htm
ここに書いてある給特法についてポイントだけ言うと。
給特法とは、
「教職員は、超勤4項目※において残業を命じて良い」
「その代わり給与調整額4%が支払われる(それ以外の手当はつかない)」
※超勤4項目・・・①生徒の実習
②学校行事
③職員会議
④非常災害、児童生徒の指導に関し緊急の措置を必要とする場合等
まぁこの中に部活動、とかが入ってなくて、建て付け上は教師の自発的な活動()ということになっているので、実質「法令に定められない仕事はたくさんあって、絶対に時間外労働をしなきゃならない状態なのに、残業代がもらえない」だけの法律になっているので教員界隈は問題視してる、悪名高い法律なわけです。
い、一年単位の変形労働時間制導入??
で、今回の給特法改悪の話。
どうすんのこれ、まじで。
— 藤野 悠介@先生なのに会社経営してます (@thankstoryu) 2019年8月28日
先生方に切迫感まだないかもしれないけど、
導入されたら顧問拒否できなくなる可能性も。
子育て世代の先生方も大打撃。 pic.twitter.com/qKBQmzDDFu
教員界隈が危険視してる「一年単位の変形労働時間制導入」
まだ文部科学省(内閣府)は法案を提出していないようですが、文科省が出している工程表の中に、たしかに「一年単位の変形労働時間制導入に向けた制度的検討」とあります。(2ページめの真ん中下らへん)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hatarakikata/__icsFiles/afieldfile/2019/01/29/1413144_4_1.pdf
「一年単位の変形労働時間制」っていうのはつまり、
「繁忙期は、忙しいから10時間労働しようぜ」
「閑散期は、暇だから、6時間労働(学校でいうと15時帰り)な」
って感じで、1年間で「勤務時間量を均そうね」って主旨だと思います。
で、なんでこれが問題なのかと言うと。
日々の部活動やその他雑務が、がっつり『業務』として命令できる。法律で認められることになる。ってことにあるんです。
というのも、前述したとおり、これまでの給特法において、勤務時間外に命じることができるのは、「超勤4項目」だけなんですね。つまり、これまでは、「17時以降の部活動を監督する義務は教員にはない」状態だったんです(でも断れずにやっている教員がほとんどだと思いますが)。
けど、この改正案(まだ正式には出ていませんが)が仮に通れば、正式に残業を命じる(というか時間外じゃなくなる)ので、管理職は大手を振って部活動でも校務分掌でも夕方19時20時まで命じることができるだろう、ってことです。
教員として最作のシナリオ
仮に「一年単位の変形労働時間制」が採用されたとして、
「最近忙しいから明日から、19時まで仕事してね〜(その分多めに仕事用意しといたから)。あ、その分、夏休みになったら15時頃帰っていいよ〜。それで1年通してチャラだよね」
が正式に可能になる。これ、ちょっと考えても教員にとってまったく嬉しくないです。
だって、今でも夏休みは帰れる日にはどうせ年休使って早く帰ってるんだもん。というか、1年のうち、夏休みしか年休を消化できる時がないですからね。それでもほとんど消化しきれない教員のほうが多い気がする。
今でももともと退勤時間+2時間くらいはデフォです。それでも、自分自身で「早く帰る日」と「遅くまで仕事をやっつける日」が多少仕事を配分してコントロールできるだけマシですが、「命令によって退勤時間が伸びる」ってことはそれすらできなくなりますからね。
まぁほとんどの教員は嫌なんじゃないですかね。嬉しいのは仕事をいっぱいさせたい管理職くらい?
といってもまだ何も決まってない話
法案がどんな内容なのか?通るのか?通ったらどのように運営されるのか?自治体ごとの判断か?各学校の裁量か?
私の調べる能力が不足しているかもしれませんが、少し調べても、ほとんどその内容については明らかにされていない。決定したことではありません。
正直完全実施は不可能だと思う。
仮に法案が通って仕事を命じられても、「どう頑張ってもできない」職員は絶対にいます(子育て・介護)。
私自身ももし退勤時間が19時になったら、辞めざるを得ないと思います。絶賛子育て中なので。
管理職も管理職で、
校長「明日から19時退勤時間にします」
ママ教員「無理なので辞めます」
パパ教員「無理なので辞めます」
介護あり教員「無理なので(略)」
になるのは明々白々なので、なかなか取り入れづらいでしょう。
また、学校や地域によって業務の内容も様々なので、「一年単位の変形労働時間制」をうまく使える学校もあるかもしれません(その場合、管理職にその判断が求められるのがネックですが)。
そもそも業務を改善してほしい、ってことなのに・・・
しかし、どこから「一年単位の変形労働時間制」って話出たんでしょうか。もともと、
「仕事多過ぎて、退勤時間までに終わらない」 ってのは「仕事減らしてくれ」って意味だったのに、
「あ、それなら教員の勤務時間伸ばしとくね(仕事は特に減らさない)」って発想な気がするんですよね。これが、教員界隈から批判が湧いてる原因だと思ってます。
悪くなる、って決まったわけじゃないけど
ちなみに、ここまで話したことは、現状ではほとんど推測です。まだ何も具体的なものが役所からは出てきていないので。
これまで学校システムや教員の業務について、文科省には絶望させられ続けてきた教員たち。最悪のシナリオを常に考えるクセがついちゃっていますからね。まぁ反発や不安も当然でしょう。
もし環境が悪くなったなら、自分が壊れる前にみなさん辞めましょうね。
逆に、環境よくなるかもしれないし、現時点であれこれ考えてもしょうがいないような気がしている私でした。