グレ教員の日々の感想

学校嫌いな小学校支援学級教員。日々の思いを忘れないように書くブログ。子育て、学校、読んだ本とか。専門は発達障害支援。

この時期に食事会を学校でする、って理解できないな、って話。

愚痴投稿。

 

「送別会が中止なら、食事会をすればいいじゃない。」

最近は新型コロナウイルスの話題ばっかりで、学校も休校。いろんな行事も延期、中止になっているわけですが。

私の勤務校では、卒業式はなんとか行うことができたのですが、「離任式」と「送別会」が中止に追い込まれてしまったんですね。

 

そしたら勤務校の校長が

「離任式をやるはずだった日の昼、職員だけで食事会を校内でする」と言ったんです。

 

まぁ最初に言い出した頃は3月初旬でまだ日本全体そんなに危機意識がなかった時期。

 

でも今って感染者数も増えてきて、かなり日本全体で危機意識高まっているところだと思うんです。

 

それなのに、何十人も一同に集まって食事会ですよ。

まぁ送別会でよくある、退職・転任の先生に一言もらって~、みたいな感じ。

 

正直「アホなの?」って思いましたね。

万が一この先、職員のうち一人でも感染して、「特段必要のない食事会をやっていた」なんてわかったら叩かれること間違いないのですが。

リスク管理しなさすぎでしょと。

 

私は体調不良を言い訳に欠席しました。本当は全然元気ですが。

 

きっと気持ちよくなりたかったんだね。

 

って、性格の悪い私は思ってしまいました。

 

教員やっててさ、別れの瞬間って節目節目であるんですよ。

児童の卒業とか。自分の自身の転勤とか。

まぁ普通に教員やってたら、別れの瞬間には児童や保護者や同僚から、「今までありがとう」って言われるんですよ。その瞬間って「必要とされていたんだ自分」って感じることができて正直いい気分なんですね。

特に「離任式」で転任する先生にとっては、自分のためにいろんな児童や保護者や同僚が集まってくれるわけですから。

「離任式」のあとの「送別会」は尚最高ですよ。酒も入ってもてはやされますからね。

それを新型コロナが流行ったせいで奪われたのではね。そりゃあなんかやりたくなりますわな。

 

今回の食事会決行は、その気持ちよさが「他者に感染させてしまうリスク」や「世間にどう思われるか」に勝ってしまったんだな、って思ってます。

 

ええ、わかりますよ。

「気持ちよさとかじゃなくて、今までお世話になった先生に感謝の場が必要」ってことでしょ。

感謝の場って食事会じゃないとダメですかね。私はお世話になった先生には一人一人回ってお礼申し上げましたけど。

 

客観的には、気持ちよくなれる宴会が出来ないから食事会した、ようにしか見えてません。

 

あ、誤解を避けるために言うと、「気持ちよくなる」ことは悪いことではないと思ってます。普段一生懸命働いてたら、1年に1回くらいいいじゃん、とは思っていますよ。

 

ただ、リスク考えようよ、って話。今やる?それ。

 

まぁ結果的にウチから感染者がでなければなんでもいいんですが、万が一出たら結構世間の目は厳しくなるんじゃないかな、と思っています。

 

 

関係ないけど、政府の感染対策と経済対策、どっちもやる気ないよね。